木質ペレットは燃焼した場合もカーボンニュートラル (CO2排出が無い)とされるので、重油・ガス等石油 系燃料を消費した場合のほぼ全量が消滅量となります。 木質ペレットを燃焼して排出されるCO2は成長期 の木に吸収されます。

自主的なCO2排出目標を達成するための手段として 木質ペレット焚き蒸気ボイラへの代替えは非常に有効です。
消費値は、ボイラ負荷率80%/1日10時間/年間285日計算

  • 小型ボイラだから取扱い免許資格が不要。
  • 貫流式蒸気ボイラだから、蒸気の立ち上がりが早い。
  • 木質ペレット燃料ですが、着火・消化の反応が早い。
  • 自動的に油バーナで木質ペレットに確実な着火。
  • コンパクトな蒸気発生機で効率化を実現。
  • 台板の上にボイラ本体及び他の機器を一体化。
  • 軟水器、薬注ポンプは標準装置。
  • ボイラ下部の燃焼室は脱着式でメンテナンスが容易。
  • 燃焼は誘引燃焼方式を採用し、低燃焼・高燃焼の2段階制御で効率運転。
  • ボイラ操作盤は見やすい簡単操作。
  • 自動灰だし装置付き。

■木質ペレット燃焼における追加安全装置■

●過大燃焼時の木質ペレット遮断ダンパ。
●サービスサイロへ逆火防止散水装置。
●過大燃焼による超過蒸気排出装置。
●缶体過熱検知器による、超過蒸気排出装置。

木材は再生可能です。密集した森の間伐を集め、森を 活性化させる必要があります。その間伐材や成長した 木材で木製品を作った残材を、有効に木質ペレット化 し燃料として利用することは森の活性化につながります。







木質ペレットは、オガくずやカンナくずなどの製材、 間伐材などを粉砕・乾燥・成形圧縮して作り、直径が 6〜10ミリ、長さ10〜20ミリの円筒形をしています。 火力が強く形が揃っているため、自動運転に適してい ます。また、圧縮することで滅容化され輸送・貯留が 容易で利用しやすくなっています。

国家プロジェクトであるバイオマス・ニッポン総合戦 略の、地球温暖化防止、循環型社会の形成、農林漁業 ・農山漁村活性化、基本方針に木質バイオマス資源の 利用は合致するものです。木質バイオマス資源である 木質ペレットの活用は省エネ、CO2削減でき、社会 義務が果たせることになります。

木質ペレットを燃焼させると灰がでます。有害物質が 入っていない良質な灰は肥料になります。

燃料を油・ガス等石油系から木質ペレットに転換する とクレジットが発生します。第三者認証を受けるとC O2取引できる可能性があります。

省エネ・CO2削減への取組みを積極的にするために、 手厚い補助金制度や税制措置・融資措置等が利用でき るように用意されています。
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