CO2対策新商品「木質ペレット焚き蒸気ボイラ〔PSB-500〕」


化石燃料ボイラをペレット焚きに転換する場合、比較的マイナーチェンジで済む
新型ボイラの殆どが85〜90%の熱効率を達成。
不完全燃焼の目安となる一酸化炭素(CO)の排出量は限りなくゼロに近い。
ペレットは袋やフレコン(フレキシブルコンテナ)に保存・貯蔵できる。
フロア全体や建物全体を冷・暖房することができる。


■園芸ハウス  ■施設の暖房  ■温水プール
         ・給湯

成分 プレーナチップ
発熱量
4,040kcal/kg
ペレット
発熱量
4,400kcal/kg


水分(%) 12 7 23
熱灼減量(%) 99 98 27
SiO2(%) 0.2 0.1 0.8
Al2O3(%) 0.1 0.5 0.4
Fe2O3(%) 0.1 0 0.2
CaO(%) 0.2 0.2 46
MgO(%) 0 0 4.8
SO3(%) 0 0 3
Na2O(%) 0 0.01 1
K2O(%) 0.05 0.06 10
TiO2(%) 0.31 0 0.39
P2O5(%) 0.01 0.01 1.4
MnO(%) 0.01 0.01 3.4
CL(ppm) 150 <150 7,600
Zn(ppm) 23 21 2,700
※このほか、冷房、床暖房、温泉加湿、発電用にも使われている。
また、最近は夏期の冷房、冬期の暖房として併用できるボイラを導入する施設もでてきている。

木質ペレットの特徴は次のような点が上げられます。
大きさが均一でそろっている。
一定の硬さがあり、形くずれしにくい。
小型の顆粒状なので軽く、取扱いに手間がかからない。
品質が安定していて燃焼効率がよい。
ペレットの含まれる水分の割合(含水率)が低く、着火が良好。
搬送・保管に便利で、長時間の貯蔵も容易。
原料の85〜90%を有効なエネルギーに変換する。
燃焼効率がよく、不完全燃焼のときに排出する一酸化炭素排出量は限りなくゼロに近い。
燃やしても二酸化炭素増加に影響を与えないエネルギー。
■ドイツにおける家庭暖房の熱源別比較
熱エネルギー ペレット ガス 石油 電気
二酸化炭素
排出量
(kg/MWh)
9 68 228 342 681


注:二酸化炭素排出量は燃料の生産・輸送、燃焼装置の製造などで排出された全ての二酸化炭素を含む。
  薪、ペレットの燃焼による二酸化炭素は含まれていない。
出典:「Deutscher Energie-pellet-Verband」より抜粋。
※JSP(日本木質ペレット協会)HPより抜粋。

燃料 発熱量
(MJ)
発熱量
(Kcal/kg)
価格(円) K単位当り
価格
1,000Kcal当り
価格(円)
備 考
ペレット 18.4(※1) 4,400(※1) 35〜80 35 8.0 2010.1.20現在
ジャトロファ
種子
26.2(※2) 6,250(※2) 40〜 40 6.4 2009.5.20現在
ジャトロファ
オイル
39.6(※2) 9,460(※2) 115〜500 115 12.2 2009.5.20現在
灯油 36.7(※4) 8,900(※4) 1,260/18L(※3) 70 7.9 2010.1.12現在
A重油 39.1(※4) 9,300(※4) 58.3〜65(※3) 58.3 6.3 2009.11.1現在
※1.一般社団法人 日本木質ペレット協会HPより抜粋。
※2.(株)産業公害・医学研究所 分析。
※3.燃料価格:財団法人 日本エネルギー経済研究所資料より抜粋。
※4.発熱量:資源エネルギー庁HP資料(H14.2)より抜粋。
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